殿艦でんかん)” の例文
そして、耳の鼓膜がやぶれるような、すごい爆破の音がつづけさまに起り、一番後にいた殿艦でんかん『カムチャッカ』と六番艦の『ミゾリー』がわずか二分間で、かきけすように沈んでしまったのだ。
昭和遊撃隊 (新字新仮名) / 平田晋策(著)