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残党
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ざんとう
ふりがな文庫
“
残党
(
ざんとう
)” の例文
旧字:
殘黨
じつは
穴山梅雪
(
あなやまばいせつ
)
も、これから
甲斐
(
かい
)
の国へはいる時は、
武田
(
たけだ
)
の
残党
(
ざんとう
)
もあろうゆえ、伊那丸を首にする場所にも、心をいためていたところだった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なぜといえば、いましも金明泉のほとりから、
笹叢
(
ささむら
)
をガサガサ分けてでてきたのは、
呂宋兵衛
(
るそんべえ
)
の
残党
(
ざんとう
)
どころか、大せつな大せつな
鞍馬
(
くらま
)
の
竹童
(
ちくどう
)
。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
新府城
(
しんぷじょう
)
から
天目山
(
てんもくざん
)
へ追いつめて、ひとりのこさず
討
(
う
)
ちとってしまえと、きびしい
軍令
(
ぐんれい
)
のもとに、
残党
(
ざんとう
)
を
狩
(
か
)
りたてていた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“残党”の意味
《名詞》
戦いで敗北した側で、討たれずに生き残った一団。
(出典:Wiktionary)
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
党
常用漢字
小6
部首:⼉
10画
“残党”で始まる語句
残党輩