正法しょうほう)” の例文
そうして仏様の時代を正法しょうほう像法ぞうほう末法まっぽうの三つに分けます。正法と申しますのは仏の教えが最も純粋に行なわれる時代で、像法は大体それに似通った時代です。
最終戦争論 (新字新仮名) / 石原莞爾(著)
案ずるに、西域せいいきに刀を呑み、火を呑むたぐいの幻術を善くする者あることは、前漢時代の記録にも見えている。これも恐らくそれらの遺術を相伝したもので、仏氏の正法しょうほうではない。