“止事無”の読み方と例文
読み方割合
やんごとな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
世にれては見えたまえど、もとより深窓に生育おいたちて、乗物ならではおもてでざる止事無やんごとなき方々なれば、他人事ひとごとながら恥らいて、顔を背け、かしられ、正面より見るものなし。
貧民倶楽部 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)