款乃かんだい)” の例文
その上を、帆をかけた舟が悠々と流れるように東北へいくつもいくつも動いて行くのだ。舟には、鮮人の舟夫が例の美音で款乃かんだいを唄っている。
淡紫裳 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)