“次郎君”の読み方と例文
読み方割合
じろうくん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次郎君じろうくん森川君もりかわくんは思えたのですが、じつはにらみあったのではありません。これが犬の仲間なかまではあいさつであります。
決闘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
だから長距離ちょうきょりいやです。もっとも短距離でも次郎君じろうくんはいつもしんがりでした。けれど短距離ならばあまり差が大きくならないうちに決勝点についてしまいます。
決闘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
次郎君じろうくんはらの中でつぶやきながら、ながし目に森川君もりかわくんをにらんでやります。向こうはそれに気がついてわざと知らんふりをします。もうがまんがなりません。
決闘 (新字新仮名) / 新美南吉(著)