トップ
>
檉柳
>
ていりゅう
ふりがな文庫
“
檉柳
(
ていりゅう
)” の例文
畳一枚の
価
(
あたい
)
は二十四文であった。庭に
定所
(
ていしょ
)
、抽斎父子の遺愛の木たる
檉柳
(
ていりゅう
)
がある。神田の火に逢って、幹の
二大枝
(
にだいし
)
に
岐
(
わか
)
れているその一つが枯れている。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
檉柳
(
ていりゅう
)
のことがある。ぎょりゅう(御柳)といって、今日では主としていけ花の方で珍重がられている。世間にそう多くはない木である。御柳を知っているのは大抵いけ花界の人たちということになる。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
檉
部首:⽊
17画
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“檉”で始まる語句
檉
檉宇