檀山ホノルル)” の例文
檀山ホノルルを去って有るか無きかの間に入る。船はななめさす陽光のうちを走り、光の外から風が吹いてくる。広々とした海波のかなたには雲一つなく、やがて一輪の明月が果てしない海を
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)