“樽転”の読み方と例文
読み方割合
たるころ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神田鎌倉河岸の豊島屋の「樽転たるころ」から出た鬼熊は、何代目とつづいて、酒樽をてまりの如く取って、曲持きょくもち、曲差きょくさしを試むる。
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)