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楽浪
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ささなみ
ふりがな文庫
“
楽浪
(
ささなみ
)” の例文
旧字:
樂浪
一首は、
楽浪
(
ささなみ
)
の志賀の辛崎は元の如く何の
変
(
かわり
)
はないが、大宮所も荒れ果てたし、むかし船遊をした大宮人も居なくなった。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
一首は、
楽浪
(
ささなみ
)
の
志我津
(
しがつ
)
にいた
吉備津采女
(
きびつのうねめ
)
が死んで、それを送って川の瀬を渡って行く、まことに悲しい、というのである。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
なお、巻三(三〇五)に、高市連黒人の、「
斯
(
か
)
くゆゑに見じといふものを
楽浪
(
ささなみ
)
の旧き都を見せつつもとな」
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
楽浪
(
ささなみ
)
の
志我津
(
しがつ
)
の子らが
罷道
(
まかりぢ
)
の川瀬の道を見れば
不怜毛
(
サブシモ
)
(巻二。二一八)
『さびし』の伝統
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“楽浪(楽浪郡)”の解説
楽浪郡(らくろうぐん)は、漢朝によって設置され、紀元前108年から西暦313年まで存在した朝鮮半島の郡である。真番郡、臨屯郡、玄菟郡と共に漢四郡と称される。東方における中華文明の出先機関であり、朝鮮や日本の中華文明受容に大きな役割を果たした。楽浪郡の住民は王氏が多く、韓氏がこれに次ぎ、この2氏でかなりの率を占めていた。
(出典:Wikipedia)
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
浪
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
“楽浪”で始まる語句
楽浪丸