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東天紅
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とうてんこう
ふりがな文庫
“
東天紅
(
とうてんこう
)” の例文
ひがしの空がうす紅いろに色づいて——
東天紅
(
とうてんこう
)
を告げる鶏の声を聞くべく、あまりに里離れているけれど——雨のなかを、雨を衝いて登る太陽。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
代って、平和の使徒が光明の先触れをしたまでの段取りで、かくて
東天紅
(
とうてんこう
)
になり、満地が白々と明るくなりかけました。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「そりゃア言うまでもありません。
東天紅
(
とうてんこう
)
ともホオホケキョーとも鳴く烏はねえ」
銭形平次捕物控:005 幽霊にされた女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
この上に
東天紅
(
とうてんこう
)
のそよ風なびいて、
葉摺
(
はず
)
れの音をどくろの唄と聞かせている。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
“東天”で始まる語句
東天
東天下茶屋