杞柳きりう)” の例文
それはコブヤナギといつて、「孟子」に謂はゆる杞柳きりうのことだといふ。性は杞柳のごとく、義は桮棬はんけんのごとし。人の性を以つて仁義を爲すは杞柳を爲るがごとし。とある。
北信早春譜 (旧字旧仮名) / 野上豊一郎(著)