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杜工部
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とこうぶ
ふりがな文庫
“
杜工部
(
とこうぶ
)” の例文
月に寄せたるにて木曾の山
月
(
つき
)
を
抱
(
いだ
)
くの語は
彼
(
か
)
の
杜工部
(
とこうぶ
)
が
四更山吐月
(
しかうやまつきをはく
)
と詠じたると異意同調ともいふべきなり其の謠ふ間の拍子取りにはトコセイ。
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
杜工部
(
とこうぶ
)
集のごときこれなり。蕪村の規模は
杜甫
(
とほ
)
のごとく大ならざりしも、とにかく千首の俳句ことごとく巧みなるに至りては他に例を見ざるところなり。
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
“杜工部(
杜甫
)”の解説
杜 甫(と ほ、、712年(先天元年) - 770年(大暦5年)は、中国盛唐の詩人。字は子美。号は少陵野老、別号は杜陵野老、または杜陵布衣。「杜少陵」「杜工部(検校工部員外郎)」「杜拾遺(左拾遺)」とも呼ばれる。杜預の末裔。律詩の表現を大成させた。幼少の頃から詩文の才能があり、李白と並ぶ中国文学史上最高の詩人として、李白の「詩仙」に対して、「詩聖」と呼ばれている。また晩唐期の詩人の杜牧の「小杜」に対し「老杜」「大杜」と呼ばれることもある。
(出典:Wikipedia)
杜
漢検準1級
部首:⽊
7画
工
常用漢字
小2
部首:⼯
3画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“杜工部”で始まる語句
杜工部集