“杉形”の読み方と例文
読み方割合
すぎなり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と思ふと机の下には、古新聞を敷いた上に、おびただしい南京豆の皮が、杉形すぎなりに高く盛り上つてゐた。自分はすぐに松岡が書くと云つてゐる、三幕物の戯曲の事を思ひ出した。
あの頃の自分の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)