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朱引内
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しゅびきうち
ふりがな文庫
“
朱引内
(
しゅびきうち
)” の例文
やがて道筋が明るくなって、行き交う人馬の音が繁くなる。まさしく
朱引内
(
しゅびきうち
)
を離れて、甲州街道の宿駅を走っているのだ。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
もともと馬場下とは高田の馬場の下にあるという意味なのだから、江戸絵図で見ても、
朱引内
(
しゅびきうち
)
か朱引外か分らない
辺鄙
(
へんぴ
)
な
隅
(
すみ
)
の方にあったに違ないのである。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
江戸
朱引内
(
しゅびきうち
)
の境、八ツ山下の木戸を通りこえたのは、やがてその日の
七刻
(
ななつ
)
過ぎ——。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やがてこの道づれは滞りなく江戸の
朱引内
(
しゅびきうち
)
を出てしまって、例によっての甲州街道を歩み行くうちに、どちらが先ということもなく、二人が話をはじめる。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
江戸の
朱引内
(
しゅびきうち
)
へ近づいて行く。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朱
常用漢字
中学
部首:⽊
6画
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
“朱引”で始まる語句
朱引
朱引秦