“木覆盆子”の読み方と例文
読み方割合
きいちご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かわりを差上げたくも一杯きりでモーない。これは小山君の評の通り如何いかにも仙家の酒に違いない。即ち三宅島の木覆盆子きいちごから製した酒だ。酒というよりも、純粋なる覆盆子の液というべし。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)