“有年山”の読み方と例文
読み方割合
うねやま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
有年山うねやまから城下を通って海へ注ぐ静脈のような細い流れが幾筋いくすじも耕地をっていた。その一筋の水に沿って、弟を連れて大石主税は歩いていた。弟は吉千代といって彼より三ツ下の十一歳だった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)