“書割然”の読み方と例文
読み方割合
かきわりぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのくせ大通にあつては両側に櫛比しっぴせる商戸金色燦爛さんらんとして遠目には頗る立派なれど近くれば皆芝居の書割然かきわりぜんたる建物にて誠に安ツぽきものに候、支那は爆竹ばくちくの国にて冠婚葬祭何事にもこれを用ゐ
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)