“暮六時”の読み方と例文
読み方割合
くれむつどき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火の起つたのは、武江年表に暮六時くれむつどきとしてあるが、此手紙には「夜五つ時分」としてある。火元は神田多町二丁目湯屋の二階である。これは二階と云ふだけが、手紙の方が年表よりくはしい。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)