暗夜やみのよ)” の例文
……顔馴染かおなじみの濃いくれない薄紫うすむらさき、雪のはだえ姉様あねさまたちが、この暗夜やみのよを、すっとかどを出る、……とと寂しくなった。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)