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昼行燈
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ひるあんどん
ふりがな文庫
“
昼行燈
(
ひるあんどん
)” の例文
新字:
昼行灯
と云うし、ひどいのは、
昼行燈
(
ひるあんどん
)
などとさえ云う者もある位なので、この場合も、九郎兵衛の意見に押されて
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いつも
穏和
(
おとな
)
しい栄坊ちやんが、「名主の家の
昼行燈
(
ひるあんどん
)
」が、こんなに意気込んでゐるのは、珍しいので、みんなは奇妙に思つた。きつと何か素晴らしい物があるのだらう、と思つた。
良寛物語 手毬と鉢の子
(新字旧仮名)
/
新美南吉
(著)
あるの、あの
書
(
なか
)
にも。あいだは、
昼行燈
(
ひるあんどん
)
でも、昼間の月でも、かまやせん。
喩
(
たと
)
えば、この蓼にしても馬さえ喰わぬが、
土壌
(
どじょう
)
の恩と、陽の恩には、ちゃんと報じておる。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
だから、藩中の一部にも、時の悪政や幕府批判は、常に、ひそひそ語られていたが、
昼行燈
(
ひるあんどん
)
は、いつも居眠っていた。田舎家老は、このくらいな
燈芯
(
とうしん
)
が、ほどよいところ——と、している風に。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“昼行燈”の意味
《名詞》
昼 行 燈(ひるあんどん)
役に立たない人。
(出典:Wiktionary)
昼
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
燈
部首:⽕
16画
“昼行燈”で始まる語句
昼行燈的