日耳曼ゼルマン)” の例文
何の為めに祖国の歌とマルセールの歌とは日耳曼ゼルマンと仏蘭西に歓迎せられしか、何の為めにウイッチャル、ロングフェロー等は合衆国に歓迎せられしか
詩人論 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
「申上げる迄もありませんさ、新しい日耳曼ゼルマン帝国のね……」と占ひ女はにやにや笑つて返事をした。
ただに遠国のみならず、現に両国境を接する日耳曼ゼルマンと仏蘭西との戦争において、日は仏より五十億フランクの償金を取上げたり。他なし、隣国を貧にして自から富むの手段のみ。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
日耳曼ゼルマン皇帝マキシミリヤン一世の娘に長い顎髯を持つてゐるのがあつたのは名高い話だ。
四所の中学校には、外国人を雇い、英仏日耳曼ゼルマンの語学を教えり。その法は東京・大坂に行わるるものと大同小異。毎校生徒の数、男女百人より二百人、その費用はまったく官よりず。
京都学校の記 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)