“新達”の読み方と例文
読み方割合
シンダチ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして、山を出ると、精進落しと言ふが、大峰入りの数を重ねた年長者が、新達シンダチを大和・紀州の平原の田舎色町に連れ出して、女に会う道を知らせる。
此が、かほつきを替へて、大峰山上でする御嶽精進にもなつた。此は、平安中期にも既に見えた事だ。とりわけ、新達シンダチなど俗に謂ふ初登山の若者は、先達から苦しめられた。