“新仏蘭西評論”の読み方と例文
読み方割合
エヌ・エル・エフ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少くとも、君たちの新仏蘭西評論エヌ・エル・エフは、我輩にルノアールの印象を書けと註文はしたが、我輩の展覧会は、見事に黙殺してゐる。それは当り前のことだ。
序文 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
モルビエ (黙つて、傍らの新仏蘭西評論エヌ・エル・エフを取り上げ、バラバラと頁を繰る。看護婦が出て行くのを見送つた後)
序文 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
グランジュ 君の仲間にも偉い奴はゐるだらうが、元来、新仏蘭西評論エヌ・エル・エフといふ雑誌は、君がゴンクウル賞を受けるまで、君の書くものを受け附けなかつたんだぜ。
序文 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)