撞木返しゅもくがえ)” の例文
驚いた後は小癪こしゃくさわってただ一突きに突き倒す気合で来たのを、中段につけていた兵馬はスーとそれを引いて、撞木返しゅもくがえりに米友の咽喉元へ槍が行く。
大菩薩峠:06 間の山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)