撓曲どうきょく)” の例文
之に気づかない鑑賞者は、強いてこの風俗的なものを思想的なものへ撓曲どうきょくして解釈することによって、初めて文化的認識へ押し込もうとする、甚だ不正直な評論家と云わざるを得ない。
認識論とは何か (新字新仮名) / 戸坂潤(著)