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掛合噺
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かけあひばなし
ふりがな文庫
“
掛合噺
(
かけあひばなし
)” の例文
「ね、八五郎親分。
掛合噺
(
かけあひばなし
)
は又來年の春にでもゆつくり伺ふとして、本當に眞劍に聽いて下さらない?」
銭形平次捕物控:099 お篠姉妹
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
錢形平次と子分の八五郎は、斯う言つた
埒
(
らち
)
も無い
掛合噺
(
かけあひばなし
)
から、
肝腎
(
かんじん
)
の話の筋を運んで行くのでした。
銭形平次捕物控:267 百草園の娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
江戸開府以來と言はれた捕物の名人錢形平次は、子分の八五郎と一番事務的な話を、かう他愛もない
掛合噺
(
かけあひばなし
)
の調子で進めながら、巧みに急所々々を掴んで行くのでした。
銭形平次捕物控:269 小判の瓶
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
掛合噺
(
かけあひばなし
)
のうちに、お靜はざつと剃つて、いとしき夫の顎のあたりを、
濡
(
ぬ
)
れ手拭で丁寧に拭いてやりました。二人の惡洒落には、相手になつてやらない覺悟をきめた樣子です。
銭形平次捕物控:203 死人の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「馬鹿ツ、まるで
掛合噺
(
かけあひばなし
)
見たいな事を言やがる、手つ取り早く筋を申し上げな」
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
平次と八五郎の
掛合噺
(
かけあひばなし
)
は際限もなく發展します。
銭形平次捕物控:225 女護の島異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
噺
漢検準1級
部首:⼝
16画
“掛合”で始まる語句
掛合
掛合處
掛合込