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掛合噺
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かけあいばなし
ふりがな文庫
“
掛合噺
(
かけあいばなし
)” の例文
その音があまりにやかましいので、まるで木自身が
掛合噺
(
かけあいばなし
)
をやっているかのようであったが、三人の人物はじっと無言の
態
(
てい
)
であった。
作男・ゴーの名誉
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
ガラッ八か冗談の題目にしたのも、平次がすっ
頓狂
(
とんきょう
)
な声を出したのも、
掛合噺
(
かけあいばなし
)
程度以上のものではなかったのです。
銭形平次捕物控:077 八五郎の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
銭形平次とガラッ八の八五郎は、しばらく御用の合間を、こう
暢気
(
のんき
)
な心持で、間抜けな
掛合噺
(
かけあいばなし
)
のような事を言っているのが、何よりの骨休めだったのです。
銭形平次捕物控:049 招く骸骨
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「ね、八五郎親分、
掛合噺
(
かけあいばなし
)
はまた来年の春にでもゆっくり伺うとして、本当に真剣に聴いて下さらない?」
銭形平次捕物控:099 お篠姉妹
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「馬鹿ッ、まるで
掛合噺
(
かけあいばなし
)
みたいな事を言やがる、手っ取り早く筋を申上げな」
銭形平次捕物控:051 迷子札
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
噺
漢検準1級
部首:⼝
16画
“掛合”で始まる語句
掛合
掛合處
掛合込