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折敷
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ヲシキ
ふりがな文庫
“
折敷
(
ヲシキ
)” の例文
剣は普通の剣ぼこで、其と四神の違つてゐる点は、旗竿の頭の黒塗りの
折敷
(
ヲシキ
)
様のものに四神の像を据ゑてゐる点で、下にはいづれも錦の
幢
(
ハタ
)
を垂れてゐる。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
折敷
(
ヲシキ
)
に台足のついた「三方」「四方」も、
衝重
(
ツイカサネ
)
と称へた室町の頃には、格式を喧しく言うたもので、公卿以上でなくば許されなかつた。武家には折敷を据ゑる事になつて居た。
まれびとの歴史
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
折敷
(
ヲシキ
)
と行器とのくつゝいたやうな三方の類は大して古いものではなく、木葉や土の器に盛つて献らねばならぬ程の細かな物の外は、正式には、籠を用ゐたものでは無からうか。
髯籠の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
こと/″\く 歌よみいでし顔を見て、やをら
晩食
(
ユフ(?)ゲ
)
の
折敷
(
ヲシキ
)
ならぶる﹆
橘曙覧評伝
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
折
常用漢字
小4
部首:⼿
7画
敷
常用漢字
中学
部首:⽁
15画
“折敷”で始まる語句
折敷装