手負てをひ)” の例文
さるを君と我とを遠ざくべき大いなる不幸の、忽ち目前まのあたりに現れたるを見て、我胸はふさがり我舌は結ぼれ、私は面を手負てをひの衣に隱しゝひまに、君は見えずなり給ひぬ。