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所有者
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もちぬし
ふりがな文庫
“
所有者
(
もちぬし
)” の例文
先ず第一にその人物は、受動的の心の
所有者
(
もちぬし
)
であらねばならぬ。何となれば、本人の心が吸収する
丈
(
だけ
)
しか、何事も注入し得ないからである。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
かの顏を見るや、我はこれらを物に
映
(
うつ
)
れる姿なりとし、その
所有者
(
もちぬし
)
の誰なるをみんとて直ちに目をめぐらせり 一九—二一
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
幽かな色触香響の末の末まで嗅ぎわけて常に怪しい悲念にかき暮れ得る高貴な心の
所有者
(
もちぬし
)
は極めて少い。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
われ等はかかる
軽信
(
けいしん
)
家の群に対して、言うべき何物もない。同時にわれ等の手に負えぬは、かの
澱
(
よど
)
める沼の如き、鈍き、愚かなる心の
所有者
(
もちぬし
)
である。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
われ等の求むる所は、どこまでも自由で、素直で、純情で、知識慾が旺盛で、真理の吸収にかけて飽くことを知らぬ、清き魂の
所有者
(
もちぬし
)
であらねばならぬ。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
“所有者”の意味
《名詞》
所 有 者 (しょゆうしゃ)
所有している人。
(俗用)ある物を占有している者。
(出典:Wiktionary)
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
有
常用漢字
小3
部首:⽉
6画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“所有者”で始まる語句
所有者未定