“成駒屋”の読み方と例文
読み方割合
なりこまや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「もつたいない。お酌なんかさせるもんか。それよりも一緒に箕面（みのお）か寶塚にでも行くか、それでなければ成駒屋（なりこまや）はんの芝居でも見に行き度いなあ。」
大阪の宿 (旧字旧仮名) ／ 水上滝太郎(著)
有名な人は皆知って居る、此の間芝居見物のとき成駒屋（なりこまや）の部屋で鰻飯を喰って昼寝をして来たなどと嘘ばかり吐（つ）いてる人で、酷（ひど）く酒に酔い、向（むこう）からヒョロ／＼やってまいり、正孝を見て
粟田口霑笛竹（澤紫ゆかりの咲分）：02 粟田口霑笛竹（澤紫ゆかりの咲分） (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)
「成駒屋（なりこまや）」
桜の実の熟する時 (新字新仮名) ／ 島崎藤村(著)