慷慨心こうがいしん)” の例文
敵愾てきがい的観念、外国の侮辱に対する猜疑心さいぎしん、その自国同胞の卑屈に反撥する慷慨心こうがいしん等は、実に彼が満身の熱血を沸騰点まで上衝じょうしょうせしめ、この熱血のる所さかのぼりて尊王の観念となり
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)