“愛染”の読み方と例文
読み方割合
あいぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長者すなわち妙光を一室に鎖閉とじこめ、自ら食を衆僧に授くるその間、妙光室内でかの僧この僧と、その美貌をおもい出し、極めて愛染あいぜんを生じ、欲火に身の内外を焼かれ、遍体汗流れて死んだ。
「もし/\、愛染あいぜんはんは此方へ参りますか?」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)