悔寤かいご)” の例文
いや、比干と紂王ちゅうおうとの場合は血縁でもあり、また官から云っても少師であり、従って己の身を捨てて争諫し、殺された後に紂王の悔寤かいごするのを期待した訳だ。これは仁と謂うべきであろう。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)