悒々おふ/\)” の例文
で、其からといふものは、重右衛門は好く湯田中に出懸けて行つたが、金をつかふ割に余りちやほやされないので、つねに悒々おふ/\として楽しまなかつたといふ事である。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)