“心法”の読み方と例文
読み方割合
しんぽう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
考えると、踊にも高下こうげがある。それは踊る人の気品によるのだ。すぐれた気品は表現以上の心法しんぽう鍛錬たんれんから来る。つまりは内から映発するのだ。奥の奥の人柄の香気だ。芸は道なり。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
「六塵の境界」などというのはそれです。ただし六塵の中の「法塵」は、意根の対象となるもので、うれしいとか、悲しいとか、憎いとかかわいいとかいう精神上の作用はたらき心法しんぽう)をいったものです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)