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心元
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こころもと
ふりがな文庫
“
心元
(
こころもと
)” の例文
この際ばかり特に執着の
切
(
せつ
)
なる情を表わす理由は、全く死に伴うた厳重の方式があったためで、旅の別れの哀れな歌にも、かつはこの
心元
(
こころもと
)
なさがまじっていたのである。
山の人生
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
小野さんははなはだ
心元
(
こころもと
)
なく思った。半分ほどは今頼んだ事を取り返したく思った。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ポッツリと見えて居る燈火をたよりに、
心元
(
こころもと
)
なく歩いていた。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
兄さんは
心元
(
こころもと
)
なさそうな返事をしました。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
“心元”で始まる語句
心元無