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御覚召
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おぼしめし
ふりがな文庫
“
御覚召
(
おぼしめし
)” の例文
トリストラム・シャンデーと云う書物のなかに、この書物ほど神の
御覚召
(
おぼしめし
)
に
叶
(
かの
)
うた書き方はないとある。最初の一句はともかくも
自力
(
じりき
)
で
綴
(
つづ
)
る。あとはひたすらに神を念じて、筆の動くに任せる。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
根が正直な男だから、あの洋杖はせっかくの
御覚召
(
おぼしめし
)
だから、ちょうだいして毎日散歩の時突いて出ますなどと空々しい
嘘
(
うそ
)
は
吐
(
つ
)
けず、と言って御親切はありがたいが僕は貰いませんとはなおさら書けず。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
召
常用漢字
中学
部首:⼝
5画
“御覚”で始まる語句
御覚