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御斎
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おとき
ふりがな文庫
“
御斎
(
おとき
)” の例文
旧字:
御齋
墨で洗ったような大床の廻廊を白い
衣
(
ころも
)
を着た
稚児僧
(
ちごそう
)
が、粗末な
御斎
(
おとき
)
の膳を眼八分にささげ、その
経音
(
きょうおん
)
の聞える奥の杉戸の内へ持って入った。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この居士は顔が坊さんらしいので、時々僧堂の衆に交って、村の
御斎
(
おとき
)
などに出かける事があるとか云って宜道が笑っていた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あすこだけれど——叔父さんはあすこへ行ったって、
御斎
(
おとき
)
の御馳走にはなれないぜ、殿様は坊さんが大嫌いだから。——
上海游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
斎
常用漢字
中学
部首:⽂
11画
“御斎”で始まる語句
御斎会
御斎日