御忌ぎょき)” の例文
御忌ぎょき御影供みえいく十夜じゅうや、お取越、御命講おめいこうのやうな事でも各地方のを写して比較したら面白いばかりでなく有益であらうと思はれる。(六月二十日)
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
まだ先帝の七々ノ御忌ぎょきもすまぬのに、もう南山の解体を議せられるなどは、余りにもふがいないではありませんか。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)