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従前
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じゅうぜん
ふりがな文庫
“
従前
(
じゅうぜん
)” の例文
旧字:
從前
従前
(
じゅうぜん
)
の子供は、日中は私が外出しているので、大体人まかせ、子供をしみじみ抱いたことも
稀
(
まれ
)
であった。今度ははじめて抱いた。抱いて散歩した。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
科学に
縋
(
すが
)
らなければ、人類は一日たりとも安全を保証し得ない時代となった。
従前
(
じゅうぜん
)
の世界では、
金力
(
きんりょく
)
が物を云った。今日は、金力よりも科学力である。
『地球盗難』の作者の言葉
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
従前
(
じゅうぜん
)
徳川時代の洋学は医術を始めとして、化学、
窮理
(
きゅうり
)
、砲術等、多くは物理器械学の辺を専らにしたるものを、慶應義塾は一歩を進めて世界の地理、歴史、法律、政治、人事の組織より経済、脩身
〔気品の泉源、智徳の模範〕
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
“従前”の意味
《名詞》
以前。これまで。
(出典:Wiktionary)
従
常用漢字
小6
部首:⼻
10画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“従前”で始まる語句
従前通
従前条約