径傍みちばた)” の例文
一寸横に寄つて径傍みちばたの草を撫でてみたが、それもビシヨ/\だ。新聞紙も何もないので私は遂に諦めて蹲むだけに満足する。四里の道を歩いたこととて、足は脹れぼツたい。
深夜の峠にて (新字旧仮名) / 中原中也(著)