“彪々”の読み方と例文
読み方割合
ひょうひょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彪々ひょうひょうと煙る馬車のうえに、三りゅう火焔旗かえんきをなびかせて、追撃の急速兵はたちまち関羽のまえに迫った。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
錦帯山きんたいざんの方へはしったが、そこの谷間へかかると、谷の中からとうとうと金鼓きんこ銅鑼どらの声がするし、道をかえて、峰へ登りかけると、岩の陰、木の陰から、彪々ひょうひょうとして、蜀の勇卒が
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)