弛手綱ゆるたづな)” の例文
そして相変らず、ぶらんぶらんと馬まかせの弛手綱ゆるたづなで、夕陽の頃には、武者所から退がって来た。
私本太平記:02 婆娑羅帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)