“引盃”の読み方と例文
読み方割合
ひきさかずき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尤も屠蘇そのものが既に塵埃の集塊のようなものかもしれないが、正月の引盃ひきさかずきの朱漆の面に膠着こうちゃくした塵はこれとは性質がちがい、また附着した菌の数も相当に多そうである。
新年雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)