“廻転錐”の読み方と例文
読み方割合
かいてんきり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうだ。この前の地下戦車は、直進する一方で、方向を曲げることができない。それでは困るから、こうして、廻転錐かいてんきりを三つに分けた」
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この前方の三角形は、実は円錐形えんすいけい廻転錐かいてんきりを横から見たところでありまして、これが廻転するのであります。自分の最も苦心しましたところは、この回転錐であります
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そのうちに、地下戦車は、三本のつのみたいな廻転錐かいてんきりを、ぷすりと赤土あかつちの丘の腹につきたてた。
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)