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建水分
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たけみくまり
ふりがな文庫
“
建水分
(
たけみくまり
)” の例文
催す気配はない。——自然の雨気が
循環
(
めぐ
)
ッても来ぬものを、いかに
建水分
(
たけみくまり
)
ノ神でも、雨を降らせようがあるまいに、と腹を
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
建水分
(
たけみくまり
)
の舞殿では、山田申楽の楽の音が、はや山上に、わいていた。権三の
手下
(
てか
)
もそれに気をとられているのだろう。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なんの、忙しい数日はもう過ぎて、
明日
(
あす
)
よりは、
建水分
(
たけみくまり
)
の
舞殿
(
ぶでん
)
にて、山田小美濃の申楽一座が、雨乞い神事の一つとして催される。あらまし、準備はできたのだ」
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
建
常用漢字
小4
部首:⼵
9画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“建水”で始まる語句
建水