“庭垣”の読み方と例文
読み方割合
にわがき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平六は、父の木工助が、けさから奥へ呼びつけられたままなので、庭垣にわがきの外に、うずくまり、父の身を案じていたおりだった。
庭垣にわがきも、式台も、至って質素な玄関である。ふたりは静かにそこに立って
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)