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幾許
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なにがし
ふりがな文庫
“
幾許
(
なにがし
)” の例文
食事が済むと、彼は
幾許
(
なにがし
)
かの勘定を払って
戸外
(
そと
)
へ出た。そして安い
旅館
(
ホテル
)
をさがす為に、場末の町へボツ/\と歩をむけた。
緑衣の女
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
彼女が株券を売って得た三千
幾許
(
なにがし
)
の金は、彼の
上衣
(
うわぎ
)
の内かくしに入っているに違いない。彼は貧乏している癖に、いい煙草と競馬に金を
浪費
(
つか
)
うのが好きであった。
秘められたる挿話
(新字新仮名)
/
松本泰
(著)
“幾許”の意味
《形容動詞》
数、量、程度などの不明であること。それを表す漢語に同じ意味を有する副詞の和語を当てる。
(出典:Wiktionary)
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
許
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
“幾許”で始まる語句
幾許人
幾許/\